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お宮参りはいつ行く?自分たちにとってベストなタイミングを考える



昔からの風習では、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目にすることになっているようです。
ということは、生後1ヶ月。

とはいえ、生後1ヶ月でお宮参りに行くのはなかなか大変だったりします。
一ヶ月検診が終わるまではなかなか外には出られないし、お世話で精一杯で母親である自分のことは後回し、お宮参りの準備なんて到底手が回らないなど、、

お宮参りが家族揃っての初めての家族撮影になるという方もいらっしゃると思いますので、自分たちにとっていつ行くのがベストなのか、赤ちゃんとお母さんの状態、撮影の視点から考えてみたいと思います。
どなたかの参考になれば嬉しいです。

【もくじ】
・生後1ヶ月
 生後1ヶ月の赤ちゃんの状態
 産後1ヶ月のお母さんの状態
・生後2ヶ月
 生後2ヶ月の赤ちゃんの状態
 産後2ヶ月のお母さんの状態
・生後3ヶ月
 生後3ヶ月の赤ちゃんの状態
 産後3ヶ月のお母さんの状態
・生後3ヶ月までじゃなくても
・わが家のお宮参り
・いちばん伝えたいこと

生後1ヶ月

赤ちゃんの一ヶ月検診と、お母さんの一ヶ月検診が無事に終われば、晴れて外に出られます!
お宮参りが初めて家族揃っての外出という方もいらっしゃると思います。
でもお母さんの身体と心の回復はまだ先だったりします。

生後1ヶ月の赤ちゃんの状態

赤ちゃんはまだ生まれたて感も残り、眠っていることが多く、新生児微笑も見られるので運がよければ撮影することもできるかも知れません。
起きていてもぽーっと視点の定まらないような、このころ特有のぽわっと感。
生後28日未満を新生児と呼びます。
この頃にお宮参りをすると、まだこちらの世界に慣れていない、新生児感が残る赤ちゃんを撮影することができます!
わが家の場合、ちょうど生後1ヶ月くらいから乳児湿疹が出始めました。
顔全体に赤く、ぷつぷつ湿疹がでましたが、小児科でぬり薬を処方してもらいすぐに治りました。
乳児湿疹は珍しいことではなく、生後2週間〜生後2ヶ月に出やすいようです。


産後1ヶ月のお母さんの状態

退院してからノンストップで続く赤ちゃんのお世話。
授乳間隔もまだ短く、まとまった睡眠時間をとることが難しいため常に睡眠不足で、精神的にも安定していなかったり。
傷痕の痛みも残っていることもあります。

自分のことは後回しになりがちなので、出産前に美容院に行ったきりだし、メンテナンスがほぼできていない状態。
(私は、出産したからといってお腹がすぐ妊娠前の状態に戻らないことに驚いたし、少し落ち込みました。そのことは知っていたけど、ここまでだったとは)

身体を元に戻すには時間がかかるかもだけど、せめて美容院に行ってからお宮参りに望みたいと思う方も多いと思います。
ご家族に協力してもらい、是非美容院に行って欲しいと思います!
美容師さんにきれいにしてもらうこと、久しぶりに外に出る開放感は良いリフレッシュになります。

産後4〜6週間は産褥期と言われていて、まだ長時間の外出や立ち仕事などの身体への負担が大きい行動は控えた方がよいとされていますし、体力も落ちている状態なので疲れやすかったりします。
家族みんなで協力し、お母さんだけに負担がかかることが無いようにすることをおすすめします。

私は生後1ヶ月くらいで早くも腱鞘炎が発症してしまい、思うように抱っこできないことがもどかしいし、常に痛みがあって大変でした。
5ヶ月たった今でもまだ少し痛みます。

生後一ヶ月でお宮参りをする場合は、赤ちゃんのお世話をしながらあれこれ調べたり準備をするのは大変だと思いますので、出産前にある程度計画をたてておくのが良いと思います。

生後2ヶ月

赤ちゃんのいる生活にも慣れてくる頃。
生活のリズムも決まってくるので予定を立てやすくなりますし、育児をしながらお宮参りの準備もぼちぼちできる頃かも知れません。

生後2ヶ月の赤ちゃんの状態

赤ちゃんに少しづつ表情が出て来る頃。
あやすとにっこりするし、体もふっくらと丸みを帯びてきます。
生後一ヶ月より表情もからだつきも柔らかい印象。

新生児感は無くなって、赤ちゃん!という感じ。
お肌の色も赤かったのが、白っぽくつるっとしてきます。

夜と昼の区別がついてくる赤ちゃんもいて、昼間起きている時間が少し長くなるので、お宮参りの時にも目を開けてくれているかも知れません。

産後2ヶ月のお母さんの状態

産褥期も過ぎ、お出かけもできるようになって少しずつ体力も回復しますが、疲れやすく、妊娠前のように動けるようになるにはまだ時間がかかるかも知れません。
それでも体力づくりや体型を戻したり、自分のメンテナンスにも目を向けられるようになると思います。
産後の抜け毛が始まる頃でもあります。



私はこの頃、赤ちゃんとのコミュニケーションが一方通行ではなくなってきたので、ようやくかわいいなーと思う余裕が出てきました。

生後3ヶ月

生後100日のお祝いには「お食い初め」を計画している方も多いと思います。
一生食べ物に困らないようにと願いを込めて行う伝統行事。
生後3ヶ月頃にお宮参りをする場合は、このお食い初めも一緒に行うと赤ちゃんのいろんな表情や仕草を残すことができるのでおすすめです!

生後3ヶ月の赤ちゃんの状態

体重は生まれた時の約2倍に。
抱っこした時の重さで、大きくなったなー と感じます。
腕や足もぷにぷにで、全体的にまるまるとしてきます。

表情はより豊かになりかわいらしさが一段と増します。
動くものを目で追うようになるのでカメラをしっかり見てくれることもあります。

首が座る頃。完全に座っていなくても、しっかりしてくるので前ほど神経を使わなくてもよくなり、外出もしやすくなります。
横抱っこを嫌がり、縦抱っこを好むようになる子もいます。

産後3ヶ月のお母さんの状態

赤ちゃんがまとまった量のミルクを飲めるようになり、授乳の間隔が空いてきます。
夜まとまって寝てくれるようになる赤ちゃんもいるので、お母さんの生活も落ち着いてくるかも知れません。

でも、これまで続けてきた育児によって疲れがたまってきていて、体調面と精神面で不調が出やすい頃でもあります。

生後3ヶ月までじゃなくても

3ヶ月までにお宮参りをされる方が多いと思いますが、6ヶ月頃のお宮参りをされる方もいらっしゃいます。
お仕事で忙しかったり、今では新型コロナのことでなかなかタイミングが合わなかったということもあると思います。
写真は、生後6ヶ月頃にお宮参りとお食い初めをされたご家族。
赤ちゃんが大きくなった分、抱っこが少し大変そうでしたが、みなさん楽しそうにされていました。


わが家のお宮参り

わが家は生後3ヶ月にしました。

本当はまだ小さな状態を残しておきたくて、もっと早く行きたいと思っていました。
でも1ヶ月ではそんな余裕はありませんでした。
一日一日があっという間にすぎていくし、まだ赤ちゃんを連れての長時間の外出に自信はなく、
新型コロナのこともあって外出をためらう状況でしかも緊急事態宣言中。
やむなく次の機会をうかがうことに。

生後2ヶ月は梅雨。雨が降るとなかなか条件が厳しい神社だったし、海の近くなのでせっかくなら晴れた日にしたい。
自分は抜け毛が始まり、どんどん抜けていって不安を感じていました。
もっと早く行っていればよかったかなと思いましたが、主役は赤ちゃんだし、自分の頭部を撮ってもらうわけではないと考え直し、梅雨明けを狙う。

赤ちゃんはなるべくたくさん自分で撮影することにして、お宮参りで家族揃って撮ってもらうのは、梅雨も開けて赤ちゃんも首がしっかりしてきて移動もしやすくなるであろう、もう少し先にしようと思いました。

そして結局お宮参りに行ったのは生後3ヶ月の時でした。
梅雨開け直後で良いお天気で、とっても暑くなった日でした。

子授け祈願と安産祈願をした同じところでしたかったので、氏神様ではなく、かなり遠方にだったのでなかなか疲れました。
でも、結果的にとってもよかったと思います!

いちばん伝えたいこと

お天気や気候や六曜など、気にし出したらきりがありませんが、大切なのは赤ちゃんとお母さんの状態。
健康で心にゆとりのある時に、楽しんでできるのが一番です。
ですから、いついつまでにしなければ!と 焦らなくても、自分たちにとって良いタイミングでやると良いと思います。
お宮参りの途中でミルクをあげたりおむつをかえたり、慣れないけれど一生懸命なご両親の姿を残すのもきっと思い出になります。
いつやってもその時々でそれぞれの良さがありますし、赤ちゃんはいつだってかわいい!これは変わらない。
お宮参りで初めての家族撮影を目いっぱい楽しんで、たくさんの笑顔を残して欲しいです。
一生残るお宮参りの思い出。
それがご家族にとっても、赤ちゃんにとっても幸せなことだと信じています。




ウチキフィルム 丸山

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