ウチキフィルム | ウェディングムービー・結婚式エンドロール撮影

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東京駅・丸の内の前撮りムービー撮影

東京駅前撮り


9月8日、まだまだ蝉も元気。
気温はそこまで高くないけど、湿気で汗だくになりますね。
それでも、あと1か月すれば確実に秋が来て、気がつけば冬。
結婚式の仕事をしていると毎年そんな感じです。

ウェディングで冬といえば?
近年はイルミネーションでのフォトウェディング、ドレス前撮りが盛り上がりを見せています。
特に東京駅の行幸通りは「花嫁で渋滞してる」なんて言われるほど。
今もドレスやヘアメイクさんやフォトグラファーさんの情報を集めたり、スケジュールを押さえたり、準備に動き出している新郎新婦も多いんじゃないかなと思います。

今回は今年2月に丸の内・東京駅のフォトウェディングに同行して動画を撮影をさせていただいた時のことを書いてみます。
実際に今まさに冬に向けてご準備している方々が、前撮り当日をイメージする手助けになればと考えています。

【もくじ】
・当日の流れとご注文内容
・結婚式当日の撮影
・写真撮影と動画撮影

昨年冬のトライアル企画

この時のご注文はご披露宴のオープニングムービー。
フォトウェディングに同行して、撮影した映像素材で制作するというもの。
昨年の冬シーズン、コロナ禍での冬のトライアル企画でした。

今回、同行させて頂いた写真の業者さんはビフォアザレインさん。
落ち着いた大人の雰囲気の撮影チーム。
最初に「楽しくやりましょう」と言って頂けて、それだけで少し気が楽になったのを覚えています。
ライトとかレフとかも動画のために当ててくれたりを当たり前のように動いてくださって、本当に優しいお2人でした。
特にナイトシーンではかなり助かりました。

今回、オープニングムービーに仕上げるオーダーだったので、少しムービー用のお時間も作って頂けたのは本当にありがたかったです。
あくまで同行するという事での企画だったので、フォトグラファーさん次第の部分も多分にありましたが、おかげで良い感じになったかなと思います。

実際の撮影について

ではでは当日のシーンのご紹介をしていきます。
まずはざっと流れをご紹介。
ブリックスクエアでスタートして、明治安田生命のビルから、マジックアワーは親水公園、日没後に東京駅の駅舎バックと仲通りのイルミネーション、最後に夜のガゼボで撮影。
夕方〜夜の約4時間のロケーションに同行しました。
紹介する画像は動画からの切り出しです。

ブリックスクエア

まずはブリックスクエア、美術館の中庭?
現地待ち合わせだったのですが、ちょうど夕景狙いの花嫁と撮影チームがたくさんいすぎて焦った笑
2つある階段がメインの撮影スポットでその順番待ちでって感じです。

明治生命館

こちらも定番スポット。明治生命館。
ドアが閉まったバージョンが有名ですが、この時はまだ営業中なので、壁で。
建物が素敵なので絵になります。

和田倉親水公園

和田倉噴水公園での夕景。
水辺を使ったリフレクションと高い建物がない背景のチョイスが良い感じでした。

東京駅前撮り

日没後、ナイトシーンの撮影に変わります。
東京駅の駅舎バック。
駅側はもう他のチームもある程度写っちゃうよねって感じ、それくらいの人気スポット。
このための練習してきたそうです笑
それは絶対やらないと!

仲通りイルミネーション

行幸通りから仲通りのイルミネーションをバックに。
冬季限定のキラキラです。

和田倉濠

で、最後は丸の内の花嫁といえば、このガゼボ。
普通は順番待ちになるところを良いタイミングで待ち時間なしで行けました!

そんな感じで時間いっぱい、いろんなところへ同行させていただきました。
丸の内と言っても、そこまでぎゅっとしてないのでこれだけまわると4時間でギリ回りきれたなという感じでした。

写真撮影と動画撮影

ここまでのお話は丸の内を主戦場にしてるフォトグラファーさん達がいっぱい書いていると思うので、少しだけビデオグラファー目線のことも書いてみたいと思います。
写真前撮りと動画撮影を一緒に行うときに注意点をいくつか書いておきます。
動画で一番多いと思うのは、ご披露宴のオープニングムービーを制作することだと思いますので、そういった撮影を前提とします。

【フォトグラファーさん、撮影業者への事前確認】
まずは大前提ですが、フォトグラファーさん、撮影業者さんへの動画カメラマンが同行しても大丈夫かどうかのご確認が必要不可欠です。
写真撮影の横から撮ったカットだけでは基本メイキングにしかなりません。
なので、少しは動画用のお時間をいただいて撮影する時間をもらいます。
フォトグラファーさんにとっては、自分のペースで進める現場に動画の撮影時間が入るので、やりにくいと感じる人もいると少なからず思います。
やりにくいけどやってくれる人もいれば、やりにくいからNGという人もあります。
もちろん積極的にコミュニケーションをとって、進めてくださる方もいらっしゃいます。

また東京駅周辺は特に許可という話はあまり聞きませんが、日本庭園のロケーションで許可取りまでしてくれる業者さんの場合は、写真撮影の許可しか取りませんので、動画撮影スタッフがそもそも同行出来ないということもあります。
(写真の撮影許可と動画の撮影許可は基本的に料金や許可の範囲も別モノというところが多いです。)

【撮影時間】
写真撮影+動画撮影なので、その分の時間はかかります。
同じ時間だと、当然ながら写真の撮れ高は減ります。
通常のカットを希望するなら、長めのプランを予約しておくことをおすすめします。
例えば、本来2着分撮れる時間で1着を撮るというような、かなりゆったり目に時間を取っておいた方が良いと思います。

【写真撮影へのリクエスト】
正直少ないほうが動画も撮りやすいです。
これは現場あるあるですが、リクエストは多くの場合フォトグラファーの思考と余裕を奪います。
とにかくリクエストに応えなきゃという志向になりがち。
そうなると動画撮影の時間も巻いて巻いてになってしまうので、あまり良いことはないかなと思います。

【ドレスについて】
ドレスチェンジやヘアチェンジは動画の場合は無いがベストです。
動画は本質的につながりでストーリーで表現していくもの。
カットによって、ドレスやヘアも違うとなると観る側にはとっては間違い探しのような違和感が残る。
それによってつながりで何かを表現することの難易度が上がりますし、取れる手法が限られてきます。
写真の場合は一枚一枚が完結した表現なので、逆にチェンジすることによって納品データが豊かになるということはあると思います。

ドレスについて、もう一点付け加えると「動き」の問題もあります。
ウェディングドレスの多くは屋外でロケーション撮影することを想定して作っていません。
ドレスによっては歩ける、歩けない、アテンドがいれば歩ける、歩けるけど裾が傷むから歩きたくないなど様々です。
レンタルなのか、購入しているのか、結婚式本番でも着用するのかでも変わってくると思います。
なので「実際に動く」という場合にはドレス選びにもかなり影響するんじゃないかと思いますし、ドレスによって見せ方が限られることは多いです。

写真の場合は、歩いているカットも結局は止まっているので、止まった状態で歩いている風のカットを撮ることが出来ます。

【写真との違い】
・画角の問題
フォトスポットとして有名な場所でも、(縦位置に限る)というところもあります。
横位置で全身を撮ると色々と映したくないものが映り込む。
写真の撮りどころと動画の撮りどころが一致しないこともあります。

・修正
写真であれば、修正を入れることが出来ます。
修正といっても、顔や体型の話でありません。
例えば、「背景に写った通行人を消す」とか、「見た目的に残念な電線を消す」とかそういう話です。
写真の場合は近くでストロボを当てたい時はあえて映り込む位置にライトを置いて、後で消すなんてこともします。
青空を合成する場合もあるし、ちょっと前は雨上がりの地面に映ったようなリフレクションを編集で作り出すことが流行ったこともあります。
ムービーの場合で、そこまでの修正を求めるのは現実的ではないです。
なので、写真よりもかなりその場のリアルが映り込みます。
そのあたりは認識して、場所の選択や時間帯の設定をしておいた方が良いと思います。

・ライティング
写真はロケーションでもストロボを使って、光を作って撮ることができます。
単純にそのことで明るく撮れるというだけでなく、背景との明るさのバランスを調整するということができます。
そのことで1枚の絵の中で、人物も背景もきれいに表現することが出来ます。

動画でそのようなライティングをしようとすると、ライトはもちろん、アシスタントも必要です。
なので、動画でのウェディングのロケーションでライティングをするということはかなりイレギュラーです。
まずはその場所で使える光を有効に使います。
それでも1枚の絵として見せることが難しいことも多々あります。
そういう場合には映像は編集でいくつかのカットをつなぎ合わせることでその場所の美しさや2人を表現します。

また写真と動画を同時に撮る時に、ストロボの光が動画の中に入ることで、否応なく写真撮影のメイキング感が出ます。
なので、夜ロケの場合は特に動画だけを撮る時間を設定できた方が良いと思います。

【動画が得意なこと】
動画が得意なことはカットを重ねて、ストーリーを表現することです。
動画で前撮りをする場合は、始め・中・終わりのような流れのあるシーンを撮るというようなことを心掛けるとムービーとして展開のあるものが作れると思います。
例えば、ファーストミート的な待ち合わせのシーンなんかは、オープニングとしても何かが始まる雰囲気を作れるかなと思います。
必然的に待ち合わせ前の一人でいるソロカットを撮る、新郎が歩いているところ、新婦が待っているところを撮る、出会う、出会った後の2人の雰囲気、みたいな流れが自然に生まれるので、見やすい映像が出来上がります。

ぱっと思い付く注意点というか、写真撮影と動画撮影の違いを書きました。
色々と書きましたが、たいていの場合はオープニングムービーとして成立させることは出来ます。
気を付けられるところは気にしてみるというくらいで受け止めて頂けると良いかなと思います。
最後に元も子もない話ですが、純粋に出来上がりだけを追求すれば、ベストは動画は動画、写真は写真で別日に撮ることです。
ただ予算も時間も限られた中で進めていくのもまた現実なので、その中で2人にとってより良い写真と映像を残せたらいいなと思います。

現在は写真撮影への同行プランというものを特に用意してはいませんが、個別でご相談いただければもちろん対応します!
ぜひお気軽にお問合せください。

ウチキフィルム 打木健司