ウチキフィルム | ウェディングムービー・結婚式エンドロール撮影

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2022年の振り返り

2022年の振り返り

2022年の年の瀬です。
冬に戦争、夏に衝撃的なテロ事件のあった1年。
戦争もテロも、その影響を生活レベルで実感する国に日本がなったんだという現実をしみじみ感じました。
そんな1年。
一方ではウェディング業界では秋にはコロナ禍の出口も見えてきた1年。
家族婚もまだまだ多いけど、12月には120人くらいの披露宴での撮ってだしエンドロールも作ったり。
規模としてはコロナ前のようなこともできるようになってきた。
とりあえずもう12月30日、年内納品の編集を一通り終わって、このブログを書いています。
内容としては今年を振り返ります。
こたつでみかんでも食べながらお付き合いいただけると幸いです。

【もくじ】
・プロフィールムービーを作った1年
・撮ってだしを進化させた1年
・業務提携が加速した1年
・カメラを更新した1年

・プロフィールムービーを作った1年

今年最初の撮影でプロフィールムービーの制作のために大阪~奈良へ出張しました。
動画前撮り自体はだいぶコモディティ化してきましたが、それでもプロフィールムービーのために横浜から大阪へビデオグラファーを呼ぶというのは新しい価値観だなと思いました。
インタビューをベースにしたプロフィールムービーはかなりレアなので、そういう意味で個性がわかりやすいのが良かったのかなと思います。
そんなふうに始まった今年はたくさんの個性的なプロフィールムービーを作りました。
2人のルーツという場所だったり、それぞれの人生を遡ったり。
プロフィールムービーの制作を通して、2人の関係性をより深くできたら良いなと思いながら、いろいろと提案させていただきました。
また今年らしい傾向としてはコロナ前に列席した結婚式で実際にウチキフィルムの映像を観てくれたゲストの方々が自分の結婚式の時に頼んでくれたという形のご依頼も多かったです。
これは自分のやってきたことを肯定されてると感じられて、めっちゃ嬉しい出来事でした。

・撮ってだしを進化させた1年

コロナ禍はゲストも少ないので、エンドロールまでやろうという新郎新婦は少なかったんじゃないかな。
昨年は数えられるほどしか撮ってだしを作っていませんでした。
そんな状況でも、カメラやパソコン、音声に関する機材はコロナ禍に関係なくどんどん進化しています。
そうした進歩を取り入れていきたいけど、なかなか実行する機会の少ない2年間がようやく終わって、今年の秋はエンドロールに向き合えました。
前撮りと音声というウチキフィルム最大の武器をフル活用した撮ってだしはひとつひとつ個性的で、ゲストにも強い印象を残せたと思います。
前撮りのインタビューだけでなく、誓いの言葉やスピーチ、挙式前にお互いへの想いを綴った手紙や両親への手紙など使えるものはなんだって使う。
後日納品で常にやれることを全部やったきたことをノウハウを、今は撮ってだしの戦場で最大限使って戦ってる。
後日納品で2日~3日掛けて作るものをなんとか2時間くらいの作業時間で細心の注意でタイムラインに押し込んでる。
この歳で毎回ドキドキしながら撮って出しが出来ていることは幸せだと思う。

・業務提携が加速した1年

プロデュース会社さん、フリープランナーさんとのコラボレーションの機会が増えました。
コロナの影響が弱まって、結婚式の規模が少し大きくなって、ビデオを入れるような規模の結婚式が増えたんだろうなとは思います。
その結果として、コロナ禍でお付き合いを始めた会社さんからの紹介をたくさんしてもらえたのかなと思います。
もう一つの背景を読み解くと、コロナきっかけで、ウェディング当日のビデオグラファーが減ったんじゃないかな。
映像の仕事で言えば、コロナ禍の中で配信だったりの仕事も増えたので、前は結婚式を撮ってた人がそっちに流れてる傾向はあると思います。
そんな背景はともかく、撮影機会がかなり増えました。
ウチキフィルムに直接お問い合わせいただいて、前撮りして持ち込みで作り上げていくものとは関わり方はすこし違いますが、一件一件大切に取り組んでいます。
単純に初めての会場で撮るのはテンションがあがります!笑

・カメラを更新した1年

3月に使ってたカメラの新機種が発売したので、カメラ機材をそのまま新機種の更新をしました。
コロナ関係の補助金をまるごと突っ込めたので、ちょうど良いタイミングでした笑
GH5がGH6に変わっただけなので、実際のワークフローは何も変わってないです。
でも、画質はやっぱりきれいだし3月~4月はわくわくしていました。
とはいえ、本当に何も変わってない。
結局、機材はあくまで道具。
改めて、ウチキフィルムの本質は何か?を見つめる機会にはなったかなと思います。

以上、今年のまとめでした。
僕個人としては、総じてコロナから回復した1年だったかなと思います。
2020年の年始にご依頼いただき、その後3度延期したカップルの結婚式も無事に撮影を終えて、納品が出来た。
来年には2次会の撮影なんかも戻ってくるかな。
ひたすら楽しいだけの結婚式が帰ってくることを願っています。
(「この状況下で集まっていただいてすみません」みたいなウェルカムスピーチはもうなくなってほしい。)
そして何より「マスクを外していいよ」となる時を待ち望んでいます。
挙式の時にはみんなマスクをしているし、ここ一番でも撮影的にはマスクを外していてほしいなというシーンもまだまだある。
普通にマスクを外した時にどんなものが撮れるか?
表情を撮るという、ビデオグラファーとして一番得意なことがもっともっと活かせるシーンが増えることに期待しています。
そんな期待を最後に今年のブログを締めます。
お付き合いいただきありがとうございます。
それでは皆様、良いお年をお迎えください!

ウチキフィルム 打木健司