3月に入りました。
梅や河津桜が咲いたり、花粉が恐ろしく飛んでいたり、春の近づきを感じています。
今回は前撮り、中でも入籍撮影について書きます。
【もくじ】
・記念日に入籍
・撮影素材は撮ってだしへ
・今までこんな入籍撮影してきました。
記念日に入籍
今回ご紹介するのは昨年11月に品川プリンスホテルでの結婚式のムービー撮影をご依頼頂いたお2人。
入籍日は付き合って5周年の記念日の5月5日。
555(ゴーゴーゴー)の日。
お家から区役所が近かったので、お家で待ち合わせして、家から歩いて10分くらいの区役所へ向かいます。
街並みに鯉のぼりがあったり、季節感も出て、良い感じ。
せっかくなので手を繋いでもらいます
区役所に到着したら、手続きの前に記念撮影。
休日は館内が暗いことも多いので、外で撮影しました。
手続き中は出来る範囲で撮ります。
終わったら少しインタビュー。
2人と初対面でそんなに時間も経っていないけど、手続きを終えてほっとしていて、素の感じが伝わるように撮れました。
正味40分ですが、いつもとは少し違う特別な時間です。
撮影素材は撮ってだしへ
撮った映像は当日の撮ってだしの冒頭1分に使用しました。
絵としては本当にザ・手続きだけど、他人の入籍に同行することなんてまずないし、自分の入籍を撮影している人も少ない。
だからゲストの反応が大きい。
そういうシーンがあることで、映像の構成を作る上でのフックになります。
入籍のドキュメンタリーと見せておいて、結婚式当日に入っていくという構成にしました。
直後にお2人からいただいた感想として
「エンドロール、本当に感動しました!友人たちからも好評で、特に婚姻届を提出しに行くところを取り入れていたところに感動したと言われました!」
というお言葉を頂けたのが、嬉しかったです。
素材としてはもちろんだけど、動画を撮影することで型通りの手続きが、結婚式と結びついた特別な思い出になったら良いなと思って、隙?があれば提案するようにしています。
今までこんな入籍撮影してきました。
ウチキフィルムは2014年から活動していますが、20組くらいのカップルの入籍の撮影をしています。
挙式の日の朝6時に品川区役所の前で待ち合わせたこともありました。
結婚式の当日の深夜0時、本当に日付変わった直後に一緒に役所に行って、それをそのまま撮って出しエンドロールに使ったこともあります。
ご披露宴が終わった後に私服に着替えた2人と待ち合わせて、一緒に行ったこともあります。
他にも「絶対忘れないように!」という理由で元旦とか、令和に変わった日の2019年の5月1日とか、人それぞれの記念日に立ち合わせていただきました。
どちらかというと時間外の窓口に行く方が多いですね。
新婦にとって名前が変わるその時、ある意味で本当に「結婚」を撮っている感じ。
本来の撮影とは違う緊張とリアルな2人の関係性みたいなものが撮れているんじゃないかなと思います。
ウチキフィルムは結婚式のその前に、まず前撮りをします。
入籍がまだなら、それを撮るのもおすすめします。
何を撮るかは自由だし、どんなカップルにも描くべき物語があります。
今までの数百の事例があるし、みんな個性的でその2人でしか描けないものが出来上がる。
まずはお気軽にご相談頂けると嬉しいです!
何卒よろしくお願い致します!
ウチキフィルム 打木 健司