ウチキフィルム | ウェディングムービー・結婚式エンドロール撮影

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2024年のウチキフィルムまとめてみました(ウェディング・家族撮影)



2024年もあと少し。
今年ウチキフィルムでやったこと、あったことのまとめをいくつかトピックを挙げて書いてみます。

【もくじ】
・病床での結婚式
・岡山広島遠征
・急に入った仕事多め笑
・家族撮影増えた
・今年初めて撮った会場
・居酒屋ウチキ復活

・病床での結婚式

今年で一番心に残ったのは8月に撮影を担当した病床の新郎のお父様の枕元での結婚式の撮影でした。
詳細はこちらのブログで書いていますので、ぜひ合わせてお読みください。

余命宣告を受けたお父様の病床での結婚式

その後日譚を少し書きます。
SNSでの掲載許可を頂いていたので、実際の動画をアップしました。
結果的にショート動画として、tikitokで170万回、youtubeショートで200万回再生していただきました。
本物の瞬間にしか生まれない「人の美しさ」がぎゅっと溢れていて鬼気迫る緊迫感が伝わったのかなと思います。
自分が携わった映像が「爆発的に視聴される」という、貴重な体験をさせていただきました。
撮影自体が特別過ぎて、まったく再現性はないのですが、2025年はこの経験を生かした映像制作をしていきたいなと思います。

・岡山広島遠征

今年のゴールデンウィークのど真ん中に岡山・広島へ結婚式前日の前撮り→翌日結婚式の撮影に呼んでいただけました。
学生時代のウェディングのお仕事をきっかけに出会った2人からのご依頼。
たくさんの結婚式を見てきた2人に選んでいただけて、交通費や宿泊費を追加でご負担していただいての撮影はとても身の引き締まる想いがあったし、光栄で喜びもありました。
こちらも詳細をブログの記事にしていますので、良かったらご覧ください!

岡山県まで行ってきました!(結婚式の動画前撮り)

ホスピタリティのあるお2人で、岡山県の良いところを案内してもらいながら、なんだか恐縮な感じでした笑
きっとウチキフィルムにしか提供できない、特別な体験をしていただけたと思います。
その土地土地にしかない空気を感じて撮る。
ワクワクする。
シンプルだけど、それは仕事を続けていく上でとても大切なことです。
他にも長野や茨城、静岡、いろんな種類の「初めて」がありました。
来年も出来ればいろんなところに行って、撮影したいです。
来年はそういう方向けの企画も考えていますので、ぜひ楽しみにしていてください!

・急に入った仕事多め笑

秋はもちろん繁忙期なんですが、七五三撮影のリスケだったり、土曜日ぽっかり空くことがありました。
そんな時にお話が舞い込んできたので、本当に運良く対応することが出来ました。
9月に1回、10月にも1回。
9月は結婚式を2日前に控えたお2人からのご依頼でした。
ご両親の希望で急遽、記録映像を撮ってくれる業者を探していたそうです。
直前すぎて、会場の提携先では手配が間に合わないとのことで本当に困っていた様子でした。
会場はちょうど以前所属していた撮影会社の提携先で、撮影を覚えた場所のひとつだった「Q.E.D. CLUB」でした。

QEDCLUB

フリーランスになる10年前の話だけど、200回くらいは撮ってる会場だったので、直前で下見出来なくても全然大丈夫な会場。
お互いにラッキー!というお問い合わせでした。

10月の時は今時の感じで、スレッズがきっかけでした。
その週末の火曜日にビデオグラファーを探しているプランナーさんの書き込みを見つけて、ちょうど空いてたのでDMしました。
めっちゃ素敵なオリジナルウェディングをプロデュースしている会社さんで、自分の運の良さにびっくりします。
繁忙期のど真ん中とは、素敵なウェディングを撮りたいフリーランスはいっぱいいただろうし、多少なりとも選抜があったと思うので、お話が進んで担当させていただけてとっても光栄でした。
リソルの森

こちらもお2人のご両親のご希望で急遽記録ビデオを依頼したいというお話でした。
親御さんからすると自分たちの子どもの晴れ舞台、動画でも撮っておきたい・残しておきたいというのは、1人の親として理解出来ます。(まだ娘は3歳ですが…笑)

・家族撮影増えた

実はウチキフィルムを始めた10年前からファミリーの動画を撮っていました。
コロナ前は妻が家族撮影の会社に所属していたこともあり、別々の活動というか、本当に動画が残したい人から問い合わせを受けて撮影するということでやっていました。
子どもが生まれてからは妻と一緒に夫婦でウチキフィルムとして家族撮影(写真と動画)を撮っていこうとなって、しっかり形になってきた感じが今年かなと思います。
コロナ禍でビデオグラファーという職種が確立されて、カッコいい七五三の動画が増えた分、ウチキフィルムの家族や子どもに寄り添った温かみのある動画が逆に特徴付けられたというのは分析としてあります。

もちろん結婚式の撮影でウチキフィルムにご注文頂いたカップルが子どもが生まれて、戻ってきてくれて、僕から妻に引き継いで写真を残すという流れも出来てきました。
みんながみんな動画を残すってこともないだろうから妻が撮ってきてくれる写真を観るときは勝手に親族のような気持ちになったりもします笑
「結婚式終わった時から子どもが生まれたら、ウチキフィルムに七五三を撮影してもらうと決めてました!」という人もいて、めっちゃ嬉しい気持ちになりました。
継続の大切さを改めて感じ、また背筋が伸びるようなそんな気持ちになりました。


・今年初めて撮った会場

もう10年もフリーランスでやっていて、正直あらゆるパターン撮ったんじゃないかなという達成感みたいな気持ちもあります。
装飾のものすごいオーダーメイドのオリジナルウェディングも、東京の高層階のラグジュアリーホテルでのウェディングも、2人だけで行う北海道での結婚式も本当どんなウェディングが来ても驚きはしないくらいの経験値は得てきた。
それでもやっぱり、初めて撮る会場というのはワクワクします。
今年でいうと、ビーチ横浜さんにエネコ東京さん、モキチトラットリアさん。
他にもありますが、特に箱として映えたり、撮りごたえがあるとこでいうと、この3つは撮る側の気持ちを高めてくれました。
SNSなんかで他の人が撮ってていいなと思う会場で実際撮らせてもらえるのは、単純に嬉しい。
そういう撮影をするたびにやっぱりウェディング撮るの楽しいなぁとなります。


・居酒屋ウチキ復活

2019年から始めた居酒屋ウチキをコロナ禍明けて、今年再開できました。
「居酒屋ウチキ?なんじゃそりゃ?」という方の為に説明しておきます。

簡単に言うと、ウチキ夫婦の趣味で知人を呼んで、レンタルスペースで手料理を振る舞うイベントです。
お酒は参加者の持ち込み、料理は一品300円くらいで提供しています。
打木の知人というだけの共通点で集まる会なので、ゲスト同士で話をしてもらう感じだったり、ゆるい繋がりが出来たら良いなと趣旨でやってました。
始めたのは2019年で2020年のコロナ禍が始まるまで、5回くらい開催してました。
最終的には20人くらい参加の会が出来ていました。
コロナ中はもちろん全然出来ずにいつかやりたいなと言っている間に、娘が生まれたりして、なかなか再開できずにいました。

4月にコロナ後初開催して、7月10月と今年は3回も出来ました。
撮影した新郎新婦が興味を持ってきてくれたりして、本当に嬉しかったです。
面識あるくらいの同業の人も来てくれるのも、普通に何年も会ってない元会社の人たちが来てくれて話が出来るのも最高です。
とにかくリアルで会うってのも大事だなと改めて思います。
娘も一緒に参加しているので、色々な人にかわいがってもらったり、楽しそうでその姿が見られるのも嬉しかったです。
居酒屋ウチキ

来年もまたやりたいなぁと考えております。
これを読んで気になった方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
開催日程はウチキフィルムのインスタグラムのストーリーで告知していきます。
ご来店をお待ちしてます!

以上、今年のウチキフィルムのまとめでした。
いろいろな変化がありました。
個人的なことではありますが、今年の2月に母が亡くなりました。
人生は限られた時間。
ひょっとしたら明日はないかもしれない。
それだから恐れるのではなく、今を大切に、この時間を大切に。
自分がやりたいこと、自分しか出来ないことに素直に誠実に向かいあう。
集中して生きていかなければならない。
時間はあっという間にすぎていく。
個人的にはそれが2024年の何よりの学びであり、これからも忘れたくないなと思います。

来年はどんな年になるのか?
コントロール出来ること、出来ないことはあります。
それでも自分なりに人生を楽しみ、心を豊かに、限られた時間を出来るだけ幸福に過ごしていけたら良いなと思います。
2025年が良い年になりますように。

ウチキフィルム 打木健司

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