昨年8月に撮影させていただいたプロフィールムービーの事例紹介です。
ウチキフィルムを以前から知っていただいた花嫁さんからのご依頼。
新郎は大学時代に結婚式のエンドロールの撮影のアルバイトもしていたとのことで、光栄なご依頼です。
まずは出来上がりの動画をご覧ください!
【もくじ】
・披露宴で上映する映像はいつ撮るべきか?
・撮影プランを決める打ち合わせ
・撮影当日のレポート
・頂いたご感想
披露宴で上映する映像はいつ撮るべきか?
今回は9月の中旬くらいに挙式ご披露宴予定のお2人でした。
最初は1月~2月の頭くらいにお問い合わせいただきました。
その時は3月にドレス前撮りするのでそれに合わせて何か撮れればくらいのご依頼だったので、まずはお話をざっくり聞いてみることにしました。
挙式の半年前ということもあり、正直まだ何も決まってない状況。
プロフィールムービーを作りたいということは決まっていたので、それならもう少し日程が近づいてからもう一度お話しましょうということで仕切り直しました。
どんなゲストが来るのか?どんな思いを伝えたいのか?他のコンテンツはどんなものになるのか?
そういうことがおぼろげでも見えてきてから、お写真を選んだり、ロケーションを考えたり、インタビューに答えてもらったら方が絶対良い。
どんな人がそのムービーを観るのか、その人がどんな気持ちになるのか、そんなことを見据えて内容を考えた方が効果的な動画になるし、何より楽しい。
そんなわけでよっぽどの事情がない限り、2か月前くらいで撮影した方が良いんじゃないかなというのが作り手としての結論です。
結婚式の本格的な打ち合わせ前にオープニングムービーが出来上がっていて、パーティーの演出をどうしたものか?というプランナーさんの愚痴もよく聞く話になってきています。
もちろん動画のためだけに結婚式があるわけではないので、色々な都合もあるので、あくまでおすすめくらいに捉えて頂けたらと思います。
撮影プランを決める打ち合わせ
そんなわけで実際の撮影内容を決める打ち合わせを挙式の3か月前になる6月に設定しました。
とはいえ、何もせず待つというわけじゃなく、事前のアンケートを送らせていただいて、お互いイメージを作ってから打ち合わせ。
元々ウチキフィルムのウェディングの動画を観ていた花嫁さんだったから、自由というか、出来るだけのたくさんの候補場所を挙げてくれました。
まずは同じ大学で出会った2人なので、大学で撮れたら一番良い。
大学の中でもサークルが一緒だったから、サークル活動をよくしてた場所が別にあるからそこも行けたら、共通の仲間が喜ぶだろう。
なんならそこまで歩いてたのが、思い出深いし、それを撮るのも良いかも。
今はもう一緒に住んでるから、住んでる家でも撮りたい。
新郎の育った場所は国立で、そこにも行けたら良い。
最後はよく行ってた飲み屋で締めたい!
そんな感じで自由に案を挙げてもらって、一日で収まるようにスケジュールを組みます。
本当、大切なのは自由に発想すること。
そこから先はやる気次第笑
やろうと思えば、何でも出来るもんです。たいていは。
なんとか1日のスケジュールに収まるかもとなり、大学の許可取りも大丈夫ということで、7月でスケジュール組んで当日を待ちます。
撮影当日のレポート
7月に決まった撮影ですが、新婦の体調の問題で8月になりました。
こういう時、本当早めの準備って大切だよねって思います。
そんなわけで8月に撮影しました。
当日を撮った記念写真で振り返ります。
最初は埼玉県の自宅。
自宅スタートにすることが多いのは、準備で撮影が遅れることを防げるっていうスケジュール管理上の都合もあります。
とにかくここでしっかり目にインタビューを撮ります。
8月なので、外は暑いのはもちろん、セミもいるのでなるべく屋内でゆっくりお話しが聞ける時間と場所を確保することもスケジュールを組む上で大切だったりします。
次は国立で新郎のご家族についてインタビュー。
正直ここは屋外だったので、かなり短い時間で撮りました。
そのまま大移動して、2人の大学へ。
かなり歴史と伝統のある大学なので建物が素敵なので、撮ってて楽しいです。
大学で出会った2人のこうした撮影は年に数回あるので、出来る出来ないをまず確認してみることをお勧めします!
そこから移動して、サークルの活動場所まで歩くロケをします。
ただ歩いても、いわゆる「都会の道」なので、歩きながらサークル活動について話してもらいました。
歩いてた方が堅さがないので、良い感じになることも多いです。
最後は居酒屋でお話聞いて、一日おしまい!
人柄に触れて、2人の物語を知る。
本当に楽しい一日でした。
頂いたご感想
撮影自体が少し遅くなりましたが、それでも1ヵ月以上の時間の猶予があったので無事に編集できました。
写真の差し替え等も対応できたり、良い仕上がりになりました。
『数年前、打木さんの素晴らしい映像に心打たれ、ついに自分も打木さんに撮影をいただけて本当に感無量です。
撮影までも色々ありましたが、快くご対応をいただけまして大変感謝しております。
早くゲストや親族と映像を観る時が楽しみです!
一生の財産にします!
どうもありがとうございました』
プロフィールムービーは定番になって久しいですが、あまりフォーカスされることが少ないコンテンツの一つでもあります。
でも、一番2人のことをしっかりと伝えられるコンテンツであり、こだわれる余地のある領域だと考えています。
ウチキフィルムは始まりの時から2人のそのままを表現にすることにこだわって、映像を作ってきました。
ずっとインタビューしているし、素顔の瞬間を引き出すメソッドもあります。
結婚式の準備の中でもプロフィールムービーは自分たちのルーツに向き合う良い機会。
そこで得られたものがきっと結婚式の準備や結婚式そのものをより意義のある経験にしてくれるんじゃないかなと思います。
まずはご相談いただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします!
ウチキフィルム 打木健司
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