人生の晴れ舞台に「ありきたり」なプロフィールムービーを上映していいんだろうか?
結婚式のプロフィールムービー、未だに多くの場合は写真とテロップで見せるスライドショー。
1人1人の人生、2人の物語はけしてありきたりではないはずなのに、テンプレートに押し込まれている。
ウチキフィルムはそんな現状を変えるために、新しいスタイルのプロフィールムービーの提案をします。
ウチキフィルムのプロフィールムービーは決まりきった形ではなく、お2人と前撮りで作るので、自由に場所を選んで、結婚式当日よりもはるかにじっくり2人の人生を丸ごと描きます。
2人のインタビューをベースに構成を作っていきます。
実際に生まれてから結婚に至るまでのインタビューを丁寧に撮影すると、1人30分~40分くらいは普通に撮れてしまいます。
その素材を編集して一つ一つ形にするという工程はウェディングムービーというジャンルにおいては大変すぎる笑ので、競合がほぼ見当たらない=他にない。
作り手としては、大変ですがその分誰も真似できない感動や笑いを生み出せていることにやりがいを感じています。
お家や普段のデートを自然体で切り取るので、他にはないドキュメンタリー感がゲストにも2人の「そのまま」がリアルに響くから、実際に披露宴会場で映像を見たゲストからのお問い合わせも多いです。
今回、2月に実際に撮影した東京にお住まいのお2人の実例を紹介させてください。
【もくじ】
・「東京」の今の2人の生活を見せたい
・撮影当日について
・編集も大切な工程
・定番を超えるプロフィールムービーを届けたい
・まずは無料でヒアリング!
「東京」の今の2人の生活を見せたい
愛知県出身の彼と兵庫県出身の彼女。
出会いは関西の大学、結婚式は名古屋。
今は東京にお住まいのお2人。
まずはオンラインで打ち合わせしました。
関西や名古屋にも思い出の場所はあるけれど、今の東京の暮らしをゲストに見せたい、特に「おうちで撮りたい」というご要望でした。
そこで2人の今の生活についてヒアリングしました。
キーワードとして出てきたのは「鍋」「銭湯」「浅草」。
家→銭湯→浅草といういたってシンプルなプランで当日を迎えました。
お家から半径2キロくらいの範囲で全部が詰まっていて、移動はほぼほぼ考えなくて良い分、お家でお話をゆっくり聞くことが出来る。
オンラインでお話している感じはとても明るく、気さくなのでいろんな場所に行かなくても十分に面白いものは作れそう。
次に「おうちで撮りたい」という希望を具現化するために、何をするかを考えます。
・2人から出てきた「鍋」(2人の主食とのこと笑)
・写真を選んでいるシーン
・マリオカートする(趣味)
・インタビュー
家を使って何をするか、だいたい3つくらい考えておけば、ムービー全体からおうちの雰囲気やいつもの2人の生活が見えてくる。
当日までの2人に準備としては「お写真の準備」と「銭湯の前で撮るための許可の確認」と撮影前に「鍋」を作っておくことをお願いして当日を迎えます。
撮影当日について
ご自宅での撮影
まずはお家での「鍋」を食べるところから撮影開始。
少し鍋の中身を撮ると丸ごとの人参が登場。
ほのぼのシーンの中にひと笑いもらえるなと確信できた瞬間でした。
その後の撮影の流れはお家のレイアウトを見て決めます。
シーンによって、背景を変えたり、ライティングを変えることでロケーションは同じでも「画替わり」がちゃんとするようにして心がけています。
ライティングと言っても、照明機材を持ち込んで焚くというわけではないです。
・カーテン開ける、閉める。
・家の電気を点ける、消す。
これだけでもかなり画の印象を変えることが出来ます。
だいたい普通に暮らしてると電気つけて生活してるから、まず消してカーテン開けるだけで、2人が見ても全然違う見た目になる。
あっちで撮って、こっちで撮って、また戻ってをすると、背景に余計なものを置いてしまうこともあるので、そういうことも含めて現場でプランを組み立てて撮影していきます。
鍋のシーンは少し夜っぽくしたかったので、カーテンを閉めて、家の電気を点けました。
鍋の後に「写真を選ぶ」シーンを同じテーブルで撮りました。
ここではカーテンをオープンして、電気を消して、窓が背になるように2人で並んで座ってもらって、逆光で撮りました。
次にインタビュー。
ここではライティングは「写真を選ぶシーン」と変えずに、撮影場所をソファーに変えて背景の写り方を変えました。
インタビュー自体は1人40分ずつ、座る位置を少し変えて、アングルが変わるように心がけています。
そうすることで2人のインタビューを交互に繋いだ時に分かりやすいです。
最後にマリオカート。
またカーテンを閉めて、電気を点けて、場所はソファーに座ってもらって撮影しました。
これで4つのシーンをそれぞれ違う形で画替わりする映像で撮影できました。
銭湯での撮影
ご近所の銭湯へ、2人とお話しながら歩きます。
夕方少し前でお客さんの少ない時間で撮影しました。
ほんの10分くらいですが、東京の下町の生活のイメージが表現できる楽しいロケーションでした。
分かりやすい映えスポットで、表紙になるようなカットが撮れて大満足でした。
浅草!
その後、タクシーに乗って浅草へ。
浅草をロケーション撮影する意図は、名古屋、関西のゲストが見て東京をイメージしやすく、画が面白いというところで選びました。
おみくじしたいなというので、やってもらったりして自然体のいつもの2人を撮ります。
日曜日の人もたくさんいる状況だったので、変に歩き回るよりは座って2人だけでお話をしてもらうことにしました。
ここまで2人と過ごしてきて、本当にずっと楽しそうな雰囲気が素敵だったのでそのままを撮って、そのままをゲストに伝えることが出来たら最高だなと考えました。
最初は「結婚式後は楽しみ?」みたいなお題で話してもらって、結構具体的すぎる話になってしまったので笑、「どんなおじいちゃんおばあちゃんになりたい」というテーマに変更してもらいました。
テーマを伝えた瞬間に新婦が「それいい!」って表情になって良い感じのお話をしてくれました。
インタビューをすることは他の業者さんでもあると思いますが、2人が話しているのを離れて撮るのはドキュメンタリー感を演出できて、2025年現在のウェディングムービーの中では結構発明だと思ってます。
普段の2人を覗き見てるような面白さをゲストに伝えることができるのかなと考えています。
それは結婚式のコンテンツとしても最高なんじゃないかと考えています。
良い感じのシーンが撮れたので、最後は浅草寺バックで記念写真を撮らせてもらって、撮影終了。
(この写真、プロフィールブックの表紙に使ってくれました!)
出来上がりの映像はこちらになります!
編集も大切な工程
撮影自体は4時間以内に撮影が終わるという内容でしたが、それでもインタビューだけで1時間以上撮っています。
2人からも素材の写真を送ってもらって、さてどうしよう?笑という編集の時間。
それぞれの人生について、かなり丁寧にお話をしてくれました。
各年代に属していたコミュニティに対する想いを偏りなく、長すぎにまとめるということに時間を掛けました。
ご家族に対しても、2人が共通して温かな愛を言葉にしてくれました。
インタビューの最後に何か言い残したことありますか?と聞くようにしているのですが、その時にも改めてゲストへの感謝を口にしていて、本当に愛のあるお2人だなと感じました。
きっと2人の飾らない、自然に出てきた言葉はゲストの心にしっかり伝わってるだろうという確信をもって編集が出来ました。
「そのままを、そのままに」というのは一見何もしていないみたい笑ですが、撮影・編集を通して、2人の「そのまま」を理解してカタチにするというのは簡単ではないです。
カメラがあって、ピンマイクを付けて、いつもとは違う状況で自然体を引き出す。
実は80分ある話を7~8分に切り取っても2人の想いを削り取ってしまわないようにする。
繊細さと集中力。
リラックスして撮影に臨んでますが、実は結婚式の撮影を1件担当するくらいに心を尽くしています。
定番を超えるプロフィールムービーを届けたい
儀式的なものよりも、2人らしさを重視するようになってきている現在のウェディングシーン
「いつも通りの私たちを、みんなに見てほしい」
「定番ではない、ゲストが思わず笑顔になる演出を探している」
「結婚式という機会に2人の今までをずっと色あせないカタチで残したい」
ウチキフィルムのプロフィールムービーはそんな2人の想いを実現します。
まずは無料でヒアリング!
まずは下記フォームからお問い合わせください。
オンラインでヒアリングを行い、撮影プランのご相談、ムービー撮影という流れになります。
ヒアリング、プランのご相談は無料で行ってますので、まずはお気軽に
「そのままを、そのままに。」
ひと手間かけて、本物の感動を。
まずはお気軽にお問合せいただき、一緒にゲストに楽しんでいただく作戦会議をしましょう!
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