日比谷パレス / 撮ってだしエンドロール(お色直し入場まで)
社会人の音楽サークルで出会った2人。
お色直し入場直後のバンド演奏をクライマックスにするために、
前撮りでお2人だけの演奏シーンやバンド仲間との練習シーンを撮影させていただきました。
当日と前撮りをミックスすることで、当日を振り返るだけではないエンドロールとなりました。
当日はゲストの方にもとても新鮮にご覧頂けました。
オーダー:ウェディングハイライト/撮ってだしエンドロール(お色直し入場まで)/Wedding Snap/Photo Album
【撮影レポート】
編集場所(挙式前の受付スペース)の都合で、今回は挙式後からの編集でした。
挙式後にやっとパソコンの電源を入れられるというシチュエーションは結構ドキドキです。
日比谷パレスさんは挙式までの時間もたくさんのシーンが撮れるので、急いで編集を始めます。
乾杯くらいで挙式までを繋ぎ終えて、その後の素材をピックアップしてという繰り返しの作業です。
そんな中でも事前に前撮りをして、前日にはある程度構成を決めているので、あわただしいですがクオリティーは確保しています。
当日の上映でまず一番に盛り上がったのは2人が根津や千駄木の街を歩くシーンでした。
当日の映像だけが流れると思い込んでいるゲストにとっては、突然の普段着の2人のシーンは印象的だったんだと思います。
みんなが2人のことが大好きで、会場が笑顔になるのが分かりました。
もうひとつ、会場の空気が変わったのは、、バンドの方々の前撮りの練習のときの表情と当日の表情が交互に出てくるシーンです。
よくある撮って出しのエンディングとは全然違うものを観ているというのを、みんながはっきりと認識してくれた瞬間でした。
ゲストが本当に映像を見入ると、すっと会場は静かになります。
その瞬間が撮って出しの上映の中で一番好きです。
前撮りの段階で撮ってだしのムービーの一番の見せ場は演奏にしようと決めていました。
だから、2人での演奏シーンだけではなく、別日にバンドでの練習も撮影させていただきました。
そういう準備をしていたから、編集中に交互に出してみようと思いつくことが出来ました。
そのことで撮ってだしにしかないライブ感が出せたように思います。
ハイライトの事例が多いウチキフィルムですが、7割くらいのお客様が撮ってだしもご注文いただいています。
その2人、結婚式のその日にしか作れないものを常に作っていきたいと考えています。
今回は海外で暮らし始める2人にとって、海外で暮らし始めるタイミングで見られる唯一の映像でした。
そんな2人に喜んでいただけたのが一番嬉しかったです。