ウェディングムービー・結婚式エンドロール撮影 | ウチキフィルム

結婚式ムービー撮影

人前式の『誓いの言葉』

もう2月3日、節分ですね。
1月の最終週はホテルニューオータニ東京で結婚式を撮影してきました。
3棟の建物がくっ付いている、迷路のようなホテル。
迷子にならずに無事に撮影が出来て良かった。
撮影後すぐにお送りするトレイラームービーを張り付けておきます!



結婚式後にすぐ見られるものがあると良いかなと思って納品してます。
しっかりと作りこんだものはまた後日、お見せ出来ればと思います!

最近の平日は主に打ち合わせをしています。
お2人のご都合に合わせていろんな駅に降ります。
この日は戸塚。

戸塚駅

戸塚区役所

打ち合わせは夜が多いのですが、戸塚駅すぐそばの区役所の中のカフェが22時まで営業していて、まさに穴場的な感じでした。
お打ち合わせでは、映像の商品説明や当日までの進め方などはもちろんお話しますが、それ以外にも結婚式全般のお話もざっくばらんに伺います。
先日は挙式のお話をしていた時に『人前式って何するんですか?』という質問を頂きました。
とりあえず挙式の形式は「人前式」に決めたけど、そこまでこだわって決めていないとか、人前式に列席したことないとか、そういうカップルも多いです。


人前式の話

そんなわけで今回、書いてみたいテーマは「人前式」。
1月~2月は結婚式について色々と決める人が多い時期だと思います。
なかでも挙式のスタイルはとても大切な要素。
会場選びにも大きく影響します。

世の中で行われる結婚式の割合は、キリスト教式が60%、次に人前式と神前式が20%くらいということらしいです。

ウチキフィルムで担当するお客様の場合は、半分くらいが人前式。
そもそもお客様の傾向として、型通りのものよりはオリジナリティがあるものを好む傾向があるので、そういう結果も納得です。
会場のカメラマンさんに比べると、多くの人前式を見てきたと思いますので、率直に思うところも書いていきます。


人前式のテンプレート。

人前式にオリジナリティーがあると言っても、基本的にはその会場やプロデュース会社のフォーマットに合わせたものになることが多いです。
フォーマットはどの会場もほぼほぼ一緒。

新郎入場
新婦入場
お母さんのベールダウン
バトンタッチ
誓いの言葉
指輪交換
誓いのキス
指輪の披露
結婚誓約書に署名
承認の拍手
退場

入場の時に新郎がバラを集めて、ブーケブートニアセレモニーがあったり、開式前に両家によるキャンドルのセレモニーがあったり。
多少の違いがありますが、おおよそはこんな感じ。
オリジナルウェディングを謳っている会場やプロデュース会社も、基本は何も変わりません。
会場にも、司式の業者にも、日本の結婚式の業界には人前式の専門家とかプロデューサーというのはいないのです。
テンプレートがあって、そこに新郎新婦のやりたいことを組み入れていく程度。


誓いの言葉

人前式のメインコンテンツは自分たちの言葉で誓いを立てる『誓いの言葉』です。
人前式はキリスト教式の聖書の一説の朗読や讃美歌、神前式の祝詞奏上や巫女の舞という宗教的な儀式ではなく、自分たちの声で、自分たちの言葉で結婚の誓いを伝える式です。
ウチキフィルムでは人前式の意味がそこにあるんだと思って撮影していて、編集でも大切にしています。
その2人の心からの言葉によっては、儀礼的な結婚式よりもはるかに心に残る結婚式となるものです。

誓い方にもいくつかパターンがありますので、ご紹介していきます!

①2人で一緒にゲストに向かって読む。
一番オーソドックスというか、ほとんどの会場のテンプレートはこのスタイル。
なんだったら、この誓いの言葉にもテンプレートがあります。
定型文のまま、渡された物を読むカップルもいれば、ユーモアを交えたアレンジをすることも多い。
定型文でも、笑いに走っても、自分達の言葉で心を込もっていることが大事です。


この時は、誓いを読み上げる新婦が不意に込み上げてきた涙がとても印象的でした。

②お互いに対して誓う または お互いに対して誓ってほしいことを問いかける。
お互いの想いを告白しあうような誓いの言葉。
なぜあなたと結婚するのかをしっかり言葉にできていることが多いですし、素敵だなぁと感じることがとても多いです。
なによりその言葉を考える時間が大事なんじゃないかなと思います。


高校の頃からの10年にも及ぶ想いが詰まった、スペシャルな誓いの言葉でした!


③ゲストに問いかけてもらって、それに答える。
時々ありますが、オリジナルウェディングをやっている会場で多い気がします。
撮影は難しいですが、挙式にゲストが参加しているというのも良いですよね。


若干、時代を感じますが、その時のその時間が詰まった誓いのシーンとなりました。


誓いの言葉のシーンで映像の作り手として、一番大事なアドバイスはできるだけ「マイクを使いましょう」ということです。
チャペルがあまり広くなかったりすると、省略されがちですが、絶対あった方が良いです。
屋外だったら、救急車や消防車、ヘリコプター、カラスなど録音を邪魔する要素は無数にあります。
室内でも、暖房や冷房など録音してみると意外とうるさいものです。
何よりもゲストに声が聞き取りやすいということは一番大事なことなんじゃないかなと思います。

結婚式のビデオが感動的なものになり得る理由は、ビデオグラファーの力もありますが、なにより結婚式自体が心に残るもの、胸を打つものであるからです。
人前式の場合に鍵になるのは、やはり誓いの言葉だと思います。



人前式のオリジナリティ。

例えば、神前式は儀式として、若干堅苦しいと思うかもしれません。
でも冷静に考えれば、新郎新婦がお酒を飲むし、キリスト教を真似て指輪交換をするし、巫女さんが途中で鈴を鳴らしたり、踊ります。
厳粛ながらも、結構盛りだくさんにコンテンツがあります。

カトリックの挙式なら途中パンを食べさせてくれたり、みんなで歌を歌います。
途中、神父さん以外が祭壇に立って話すこともあります。

それに比べると最初に挙げた人前式のテンプレートって、とてもシンプル。
キリスト教や神前式の個性的な(宗教的な)部分を外して、誓いの言葉というメインコンテンツは新郎新婦が考えてきてくださいと丸投げ。
人前式にプロデューサーってのがいるなら、ずいぶん楽な仕事してませんか?
でも現実としては、こんな感じ。
真面目に考えてくれる専門家がいない以上は、自分たちで自分たちの儀式に真剣に向かい合ったほうが良さそうです。
真剣に考えた結果として、自分たちでダンスを踊っても良いし、みんなで乾杯したっていいんじゃないかと思います。

持ち込みの業者の強みはいろんなパターンの挙式を見ていることです。
いろいろ見てきた結果の結論としては、2人が結婚式にしっかりと向かい合っていることが大事ということです。
結局、2人らしい結婚式というのは、どこを探して見つかるものではなく、自分たちで作り上げるものです。
お打ち合わせでは、映像の話だけでなく、そんな話までできると良いなと思っています。
まずはお2人のお話を聞かせていただけると嬉しいです。
ぜひお気軽にお問い合わせください!

ウチキフィルム
打木 健司