ウチキフィルム | ウェディングムービー・結婚式エンドロール撮影

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ウチキフィルムの打ち合わせの話

浅草ホッピー通り

7月21日。
短い梅雨が明けて先週後半から夏本番が急にやってきました。
秋シーズンのスケジュールもだんだん埋まってきていて、楽しく打ち合わせさせて頂く日々を過ごしています。

先日は生後5か月のお子さまがいらっしゃるお2人とのお打ち合わせだったので、ご自宅にお邪魔しました。
小さなお子様を連れて打ち合わせの場所に来ることがどれだけ大変か、自分自身に子供が生まれてつくづく感じます。
そもそもお出かけ自体が大変だったりする。
こういう時、フリーランスは強いです。
ご自宅ならリラックスした感じでお話をしてくれるし、ご自宅の雰囲気がわかると自ずとお2人の雰囲気も分かる。
打ち合わせで信頼関係をつくることが撮影の最初の一歩です。

たとえば、前撮りだけでもそれは一緒です。
先週上映していただいたオープニングムービーも紹介しておきます。
お酒の力も借りましたが(笑)、こんな感じの表情は、やっぱり全くの初対面では難しいかなと思います。


こちらのお2人には打ち合わせと前撮りの2回しか会ってないのですが、披露宴直前に新郎から新婦へのサプライズムービーのご相談もいただけました。
そういう困った時のご相談を頂くのは本当に嬉しいです!
そんなわけで今日は打ち合わせについて書いてみます。

打ち合わせについて

お問い合わせを頂いて、日程的にもご依頼をお受け出来る場合は、まず打ち合わせのお時間を頂いています。
実際に成約してもしなくても、話を聞いてみてから納得して決めてもらいたいと思ってます。
対面でも、オンラインでも2人のやりやすい方でなるべく早くという感じ。
お2人にとっては早く打ち合わせが出来れば、その分早く注文するかどうかが決められる。
ウチキフィルムに注文しないのであれば、他の業者さんを探す時間が早く作れる。
早い時期の方がスケジュールが空いている業者も多いから、どちらに転んでも結果的に2人のためになると思ってます。

打ち合わせでまず話す事は大きく3つ。

①ラインナップについて
どんな映像が納品されるか?というお話をしていきます。
ホームページをご覧になっていても、当日の映像素材(60分)のイメージは出来ていないし、オプションまで把握されていることはほとんどありません。
同時にどんな映像が欲しいか?ということも確認します。
みんなが楽しめるエンドロールを作りたい、記録的な内容も必要などなど。
あわせて結婚式の規模や内容についても伺いながら、1名でもれなく撮れるか?2名必要なのか?なども確認します。
他にも商品の金額以外に掛かる可能性のあるお金の話もします。
持ち込み料や会場のプロジェクター使用料、市販の楽曲を使う場合は著作権の権利処理費用などについて。
これらのやり取りを通して、お見積りの内容を作っていきます。

②注意事項(リスク)について
最初の打ち合わせでは、リスクについてもしっかりお話をします。
・キャンセルの場合の対応
・音楽著作権の関係で現場の音声が収録出来ない場合があること。
・事故が起きる可能性もあることの説明と、その場合の対応について。
などなど。

結婚式の映像って、安いお買い物では決してないです。
だからこそ不安としてあるだろうことを共有して、対応を明確にすることはとても大切なことだと考えています。
もちろん結婚式の打ち合わせで台風が起きたら?とかコロナに感染したら?など、あまりマイナスなことを言わない方が良いとは思いますが、
リスクを理解して、補償の範囲を明確にした状態でご注文いただいた方がこちらとしても安心して仕事に取り組むことが出来ます。

③前撮りについて
ウチキフィルムのサービスの中核となる前撮りの概要を説明します。
だいたいの掛かる時間やロケーションの話。
説明が続いてきたので、ここからはお2人のことを伺いながら、より具体的なイメージが膨らむような話をします。
そのために2人の出会いや趣味の話なんかをそれとなく聞いて、『じゃあ、こんなことも案としては出来ますね~』みたいな感じでお話をします。
前撮りの具体的なイメージが出来れば、ウチキフィルムの魅力もより伝わるんじゃないかと思うので、この時が一番ウチキフィルムらしい打ち合わせかもしれません。

そんな感じで、最初に約1時間くらいお話をします。
ホームページやYoutube、インスタでウチキフィルムの映像を見た上でお問い合わせ頂いているという前提でお話を始めてます。
その辺は提携会場との打ち合わせとは違うので、映像を一緒に観るということはしません。
その時間をドンドンお2人のことを聞いていくし、質問があればどんどん答えていく。
メールでのやり取りでは伝わらないものがしっかり伝えられるように。

対面のお打ち合わせの場合

コロナ禍ではありますが、ご希望であれば対面の打ち合わせにも伺っています。
まずは会わなきゃ分からない!ということも当然あると思います。
こちらとしても実際にお会いすることで2人の雰囲気がより分かるような気がします。

対面の場合はお2人の都合の良い場所でお店を指定していただいて、伺うという感じで進めていきます。
どんな場所を指定してくれるかも個性が現れたりします。
もちろん最寄り駅の喫茶店ということが一番多いですが、ホテルのラウンジや経営している会社の応接スペースということもあります。
他にも行きつけの焼き鳥屋で「お酒を飲みながら話しましょう」みたいなこともありました。
そんな感じで、お2人のテリトリーに入り込んでお話ができたりするのは対面ならではのメリットではあります。

オンラインのお打ち合わせの場合

結婚式業界にとって、コロナ禍になって良いことなんて一つもないのですが、唯一便利になったのはオンラインの打ち合わせが普通になったことだと思ってます。
何よりスケジュールを合わせやすいです。
実際に20時からのお打ち合わせでも、19時59分までは別件の編集ができるし、1時間お話をしても、21時に家に居られるのはお互いにとっても大きなメリットです。
それに距離も関係ないのもメリットです。
2019年も大阪での結婚式を撮影させていただきましたが、その頃は最初のお問い合わせから3か月くらいの新婦が東京に来るタイミングでなんとか打ち合わせをして成約していただきました。
それがコロナ禍になって、まずオンラインで話しましょうということが言えるようになって、遠方からのお問い合わせが実現することが増えたように思います。
まずはお話をするということがとても大切なんだなと身に染みて感じます。
東京、神奈川だけでなく、全国での実績を作れるので、それは長い目でウチキフィルムの財産になると思っています。
これからも行ったことの場所での結婚式を撮っていけたら良いなと思っています。

そんな感じで今日は打ち合わせについて書いてみました。
一世一代の覚悟なんていりません。
まずはお話をしましょう。というスタンスでお気軽にお問い合わせしてみてください。
ラインでも、インスタのDMでもお気軽にどうぞ!
よろしくお願い致します!

ウチキフィルム 打木 健司