ウチキフィルム | ウェディングムービー・結婚式エンドロール撮影

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ワクチン接種(2回目)してきました!



9月8日。
一気に秋らしい気候になりましたね。
先週は北海道の雄大な風景の中でロケーションをしながら「2人だけの結婚式」を撮ってきました。
映像が出来上がったら、ぜひどんな撮影だったのかもこちらのブログでお届けできればと思います。
今回のブログはそのロケから帰って、羽田から大手町へ直行して新型コロナワクチンを打ってきた話を書きます。

自衛隊の大規模会場でのワクチン接種

9月2日に大手町の自衛隊による集団接種会場で2回目のワクチン接種をしてきました。
ワクチンの種類は『モデルナ』です。

当日、2泊3日の北海道のロケ帰りということで、機材と着替えで20キロオーバーで羽田に降り立ちました。
そのまま地下鉄を乗り継いで大手町へ。

最寄りの出口にはコインロッカーはありませんでした。
もし出張帰りに20キロの荷物を持って接種に行く場合(あまりなさそうですが)はぜひご注意ください。
ただ、それだけの荷物を持って行っても、とても円滑に嫌な顔されることもなく接種することが出来ました!

1回目にも感じましたが、本当に分かりやすく誘導してくれるので、ちょっとしたテーマパーク感があります。
プライベートでそういう所にめったに行かないので、ちょっと楽しかったです。
たまたま北海道でも自衛隊を身近に感じることがあったので、自衛隊にちょっと親近感を感じました。
そつなく淀みなく感じよくといった感じで終えることが出来ました。

副反応について

1回目の時の副反応は腕の痛みと37度くらいの微熱でした。
熱よりも、腕の痛みの方が辛かったので、その時は痛み止めを飲んでしのぎました。

そして2回目。
ほぼほぼ高熱が出るという話を聞いていたので、痛み止めのほかに、解熱剤も用意しました。(一緒には飲むのはNG)
接種後のスケジュールは、翌日は完全オフ。
2日後と3日後にかなりしっかりめの前撮りが入っていたのですが、最近の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて両方とも延期になっていました。
延期になった時はちょっと厳しいなと思いましたが、結果的には良かったです。

注射を打って、寝て、その夜のうちに猛烈な寒気を感じて目が覚めました。
注射を打った左腕もすごく痛い。

タオルケット一枚に半袖のTシャツで寝ていたので、慌てて長袖のスウェットに着替えて、クローゼットから毛布を引っぱり出しました。
とりあえず左腕が痛かったのと、一応痛み止めにも解熱成分は入っているので、痛み止めを飲みました。
熱を測る余裕もなく、すぐに毛布に潜り込みました。

翌朝、若干熱っぽさが残っていたので、熱を測ると37.5度。
痛み止めのおかげで腕は普通の?痛み(インフルエンザの予防接種の時くらい)に落ち着きました。
食欲も普通なので、ご飯も普通に食べました。
とはいえ、熱はあるし、オフだし、ということで一日寝ることに。

寝ていても熱は下がる気配はなく、夕方にはジワジワと熱が上がってきました。
17時には38度を突破して、その1時間後には39.4度。
焦りを覚える上がり方だったので、まずは解熱剤を飲みました。
それから頭冷やす用の保冷剤を冷凍庫に突っ込んで、冷えるまではおでこに冷えピタを貼りました。
汗をかいたら、ポカリスウェット的なものを飲み、茹で上がった冷えピタを貼り換え、ついでにぐっしょりと汗を吸った下着も替えてを繰り返す事2時間。
すこし楽になってきて、熱も38度に落ち着きました。
そのまま何も食べずに寝て、次の日(接種後2日目)には37度前半まで熱が下がりました。
その日の午後には普通に編集作業などの仕事は出来る感じに回復。
以上が副反応の経過です。

インフルエンザや風邪と違って、ただただ熱が上がるというのはとても不思議な体験です。
でも、咳や鼻水などの症状がないのでそれらよりはだいぶ楽でした。

これからモデルナの2回目を接種する場合は、いつもより温かい布団と温かい寝間着の準備をしておくと良さそうです。
解熱剤と何か頭(脳)を冷やすものもあると良いと思います。

ワクチンを打つ理由

ワクチンについては、それぞれ考えがあるとは思いますので、打たない自由や打てないことへの配慮は必要です。
その中で一応、僕がワクチンを打った理由も書いておきます。
ひとつの考え方の参考になれば幸いです。

まずはコロナワクチンに限らず、『ワクチンを打つ』ということに抵抗がないことがあります。
そもそも、インフルエンザの予防接種を毎年打っているし、妊活をする時に一番初めにしたのは、風疹の予防接種でした。

インフルエンザのワクチンを毎年打っているのは、自分が代えのきかない仕事をしていると考えているからです。
全国数百といるであろうフリーランスの中で、『選んで』呼んでもらって撮影をしています。
普通の結婚式のビデオではなくて、ウチキフィルムのウェディングムービーを求めてもらっていると思っています。
そのことはお客様だけでなく、僕にとても大切なことです。
それこそ人生の支えだと思えるほど、大切なことです。
だから、ご注文いただいたのにそれに応えることのできない可能性を出来るかぎり減らしたい。
それがインフルエンザの予防接種を打つ理由です。

風疹のワクチンに関しては、最初の動機付けは妊活ですが、ウェディングに限らず、ファミリーの撮影をしている仕事上、妊婦さんと接する機会もとても多いです。
万が一、自分が原因で風疹をうつしてしまったら…
自分はもちろん、お客様のリスクを下げるのに自分が出来る努力をするのは、人と接する仕事を上でとても大切なことだと考えています。

コロナワクチンは上に挙げた2つの理由に加えて、コロナウイルスに対して集団免疫を持つ社会を早く実現したいということがあります。
ウェディング、結婚式はやっぱり人と人が集うことに本質があるということをこの1年半、つくづく痛感させられています。
マスクを外している時の笑顔やハグにどうしたってカメラを向けてしまう。
でも、そんなぼくらが大好きな結婚式を取り戻すには、根拠がいる。
それが集団免疫の獲得だと思います。
できれば風邪だって引きたくない人間なので、罹患することよりもワクチンを打つことで免疫を得ることを選びました。

これからの話

あと数日、9月16日でワクチン接種から2週間。
もちろんそれで大きく何かが変わるわけではないです。
安心までは行かなくても、それでもちょっと「ほっと」するんだと思います。
こういう一人一人の「ほっと」が世の中の空気を変えていくと信じています。

数日前から行動制限の緩和の話も出始めました。
急に全部が元通りになることはないと思いますが、結婚式が「禁止されていない」ものから「許された」ものに変わることが一番大切なことです。
そんな日が一日でも早く来ることを心から祈っています。

まずはこれからの秋シーズン、出来ることから頑張っていきます。
どうぞよろしくお願い致します。

ウチキフィルム
打木 健司